今日の本
- 半藤一利 『昭和史 1926-1945』
- 確かにこういう視点も必要だとは思いますけれど,これはこれで,ある一面からの偏った見方なのではないでしょうか.新聞マスコミが世論をあおったのだ,と.そして,文藝春秋はその風潮の中にあって,批判的な言論も載せていたのだ,と.「大多数」の国民が陸軍の「活躍」に熱狂したのは事実なのだろう.一種の洗脳だったのかもしれないけれども,それを待ち望む風潮もあったのではないか.そこをおいといて,「我々一部の良識ある言論人は」という態度には疑問も感じる.
- 『少年H〈上巻〉 (新潮文庫)』のような胡散臭さともいえる.
- トルストイ 『アンナ・カレーニナ(上) (新潮文庫)』
- 芦辺拓 『切断都市』
A.J.クィネル,死去
毎日新聞.やっぱり匿名のままなんでしょうか.本名で報道されてももちろんわからないわけですが.Amazon.co.jp での検索結果.再刊してほしい.
今日の論文
- Clausen, Tabanera, and Dalgaard, "Solving the Bias Problem in Censored Pharmacokinetic Data" (pdf)
- 定量限界以下の濃度データの扱い.
- Duval and Karlsson (2002) Pharm Res, "Impact of omission or replacement of data below the limit of quantification on parameter estimates in a two-compartment model"
- 同じく.