三連休最終日の夜に

セミナーの準備はようやく終わった。今までにない形式の依頼でしたからかなり苦労しました。まあ、旧知の方にお会いし、懇親もするのは楽しみなものです。
一方で、出かけて大丈夫かな、とも、いつものように思う。
そして、会社のメールをチェックして、あるメールに呆れる。優先順位の付け方は人それぞれであるからそこに意見はしません。私に言えるのは、そのやり方、その考え方では、私の知っているタイプの「優秀な人」にはなれないということ。いずれ朽ち果てるね、確実に。しかも、文句を言いながら。そこまでする義理は私にはない。ですから、唯々諾々とその連絡に従うまで。
それにしても、私のこの「思い」を君に真っ先に告げたかった。一瞬悲しみ、そしてすぐに賛成してくれたことだろうと信じている。ああ、いや、今となってはその反応はあり得ない。そうだな、昔の君に、告げたかった。それが正しい言い方。



「具合が悪い」、その簡単な症状発出に常にびくびくして生活している。その発現を受けたならばすべてを放り出して帰宅し、しかし、帰宅しても何もすることがない。あるいは、病棟であってもそれは同じ。何をしていてもそれが意識のどこかには引っかかっていて、それゆえに depression。
自分よりももっと大変な思いをしている人がたくさんいるのはわかっている。でも、私は私で、これでも結構つらいんです。

静かになった、小さな部屋で、北風が部屋を揺らす音とともに Sarah Brightman を聴き、仏典をながめてみる。