今朝読んでいた本
- 作者: 竹田恒泰
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/12/01
- メディア: 新書
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例えば、こんな記述。
では、ホモ・サピエンスが誕生する前はどうだったのだろう。これには二つの考え方があり、ダーウィンの進化論を肯定するか、否定するかに分かれる。進化論自体が人間の起源を説明する一つの学説に過ぎず、学会は肯定論と否定論に分かれ、学問的な決着に至っていない。それどころか、むしろ進化論に対しては根強い批判がある。
で、否定するなら、人を造ったのは神であり、あるいは、天孫降臨を事実とする。
筆者は個人的に、天孫降臨が事実であるならば、いろいろな物事の辻褄が合うと考えている。
とさえ言う。そりゃあ、ダーウィンの説を「証明」することは不可能でしょうけど。
こんなことばかり書いてあるとするとこれは完全な「とんでも」本になってしまうわけですが、幸い、そんなことはない。まっとうな愛国書でもある。