臨床統計かくあるべし
- 作者: 里見清一,吉村健一
- 出版社/メーカー: 中外医学社
- 発売日: 2011/10/27
- メディア: 単行本
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もちろん、「統計」と言ってもそれを仕事にする以上、いろんな関わり方があってよい。計算をして数字を出すことをゴールとしたっていい。いかに早く美しく結果を出すか、も重要な 'endpoint'(誤用^^;)です。
しかし、全員がそうであっては困る。出てきた数字を解釈すべき人もいる。解釈したうえで結果を提示すべき人です。だが、残念ながらそれができていない人。
そして、そのもう一段上に、統計的に解釈された結果を臨床的に考察し、批評するという仕事が待っている。
この本にはその実例が詰まっている。(自分自身にも言うのですが)ここを目指してほしい。ここを目指す人を育成したい。