夕食のその後

 枝豆だけというわけにはいかないから、コンビニでサバの味噌煮を買ってきました。



 サバの味噌煮といえばブラックジャック
 高層ビルの建設現場、そこの社長と建設作業員のお話。社長が何かで緊急手術することになり、輸血が必要。血液型は AB の Rh-。現場の作業員に聞いて回ると一人が「ああ、おれはその何だかエッチな血液型だ」と名乗り出る。おかげで輸血が間に合い、社長も一命を取り留めた。
 お礼に、と社長がその作業員を高級レストランに食事に招待する。しかし、「こんなところは緊張して味がわからない」という。行きつけの店に連れて行ってくれないか、と社長が頼んで、二人はまちの定食屋に入った。「何がおいしいんだい?」「サバの味噌煮定食にしなよ」。
 その後、会社にいろいろあって、倒産。ビル建設も中止。社長もほぼ一文無しになってしまった。何か食べようか、と一人でその定食屋に向かいサバの味噌煮定食を食べる。
 そういうお話。妙に覚えている。