読売読書欄

不破哲三 時代の証言

不破哲三 時代の証言

 共産党に納得はしないが、不破氏には共感を覚える。この本を読売から(中央公論新社)から出していることが素晴らしい。まあ、読売での連載に基づく本だからなんだけど。連載時は楽しみにしていた。

うちのおとうさんは、勉強家です。便所の中、乗り物の中、そして歩きながらでも、しょっちゅう本を読んでいます。(当時小学 4 年生の娘さんの評)

 かくありたし。



日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1)

日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1)

日本沈没 下 (小学館文庫 こ 11-2)

日本沈没 下 (小学館文庫 こ 11-2)

 今となっては怖くて読み返せないかもしれない。

首相による国民への「重大な告知」に先立って、米国の学会が日本列島の水没を世界に向け発表した日付が「三月十一日」というのも、偶然とはいえ恐ろしい合致だ。

 まあこれは「多重性」に起因する一致ですが、それにしても、やっぱりいろいろ怖い。



江戸の思想史―人物・方法・連環 (中公新書)

江戸の思想史―人物・方法・連環 (中公新書)



身近な雑草の愉快な生きかた(ちくま文庫)

身近な雑草の愉快な生きかた(ちくま文庫)

 「雑草という名の草はない」(昭和天皇