今日のニュース

医薬

  • 日本トキシコロジー学会】ヒト副作用の71%が予測可能 動物データとの一致性を調査 (link)

臨床試験で発生した副作用を、非臨床の毒性試験から予測できるかについて調べたところ、ヒト副作用のうち約7割が動物でも見られたことが、製薬企業等が参加する国際的な非営利団体「HESI」(環境保健科学研究所)専門委員会の調査で明らかになった。16日に沖縄コンベンションセンターで開かれた第37回日本トキシコロジー学会で、米アボットのウィリアム・ブラッケン氏が発表した。昨年開かれた日本製薬医学会、安全性評価研究会ファーマコビジランス分科会の合同シンポジウムでは、エーザイから開発中止化合物のデータが初めて明らかにされたが、今回、欧米製薬企業が組織的に安全性データを共有し、ヒト副作用と動物データの相関性を検討している国際的な事例が紹介された。

  • 薬剤の併用実態調査】高齢者の6割で5種類以上処方 1/3はOTC薬も併用 (link)

東京大学の草間真紀子助教(薬学系研究科医薬品評価科学)と日本薬剤師会が、高齢者を対象に共同で実施した「ブラウンバッグ運動−薬局薬剤師による服用薬の包括的な併用実態調査」の報告書がまとまった。