読売読書欄

ミトコンドリアが進化を決めた

ミトコンドリアが進化を決めた

いくつかの仮説を検討したあと、筆者の筆致は、いずれも鮮やか過ぎるひとつ解答を導き出す。
 かつて、フランスのノーベル賞学者モノーの名著『偶然と必然―現代生物学の思想的問いかけ』を筆頭に、「シロ難」(白色の難しい本)と畏れられつつ読者を魅了したみすず書房科学書に、また新たな彗星が出現した。斉藤隆央の翻訳も明快である。(福岡伸一



あの頃、あの詩を (文春新書)

あの頃、あの詩を (文春新書)

一般に知られた名詩ではないが、編者たちの思い入れが伝わってくる詩が多くある。



戦争する脳―破局への病理 (平凡社新書)

戦争する脳―破局への病理 (平凡社新書)

パブリック・ジャーナリスト宣言。 (朝日新書 82)

パブリック・ジャーナリスト宣言。 (朝日新書 82)



生態系ってなに?―生きものたちの意外な連鎖 (中公新書)

生態系ってなに?―生きものたちの意外な連鎖 (中公新書)



私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。 (講談社文庫)

私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。 (講談社文庫)

海底地震学の世界的な権威が、勤務していた北海道大学所有の地震計を勝手に売却したとして 2006 年 2 月、逮捕される。

 冤罪かどうかではさておき、学者がそのような容疑で逮捕されるということ自体、参考になりますよね。