読売読書欄

 この人の本は眉に唾つけて読む。(...) プロの情報分析官として得た知見は密度が濃く、詳細を極めているが、機密保持や情報源秘匿のため符丁が使われることがあり、素人には事実かどうかの検証ができない点があるからだ。
 (...) 孤独に負けず、独房での時間を活用してヘーゲルの『精神現象学』など古典と格闘しながら歴史と人間についての思索を深める。
 出る杭は打たれるが、出ない杭は腐る。(哲)

 符丁はここにもあるわけですが。



精神現象学上 (平凡社ライブラリー)

精神現象学上 (平凡社ライブラリー)

精神現象学下 (平凡社ライブラリー)

精神現象学下 (平凡社ライブラリー)



イングランド・イングランド (海外文学セレクション)

イングランド・イングランド (海外文学セレクション)

 久しぶりのジュリアン・バーンズ