今日の本
- 梅原猛 『空海の思想について (講談社学術文庫)』
- さて,現世は肯定さるべきや.
ニーチェ風の表現をとれば,浄土も禅も,未だ,世界否定者の怨恨にみちた世界蔑視のまなざしをまぬがれないというべきであろうか.(p.58)
-
- それで一体何が楽しいのだ,というわけか.楽しいわけがなかろう.水の流れるそのわきで.しかしそれは,有毒.
- いつもの疑問.これらはすべてフィクションであるということは承知の上で議論されているのか?
- 松本章男 『道元の和歌 - 春は花 夏ほととぎす (中公新書 (1807))』